『断捨離』と『家訓づくり』の幸福な関係

 断捨離とは?

 

 (参照:やましたひでこ著「断捨離」

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%BB%E7%89%87%E3%81%A5%E3%81%91%E8%A1%93%E3%80%8C%E6%96%AD%E6%8D%A8%E9%9B%A2%E3%80%8D-%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F-%E3%81%B2%E3%81%A7%E3%81%93/dp/4838720521

  

断捨離(だんしゃり)とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、やましたひでこ(山下英子)の著書において発表された。「断捨離」「クラターコンサルタン」は山下英子の登録商標である。

 

断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、

 

断:入ってくるいらない物を断つ。

捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。

離:物への執着から離れる。

 

として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く。

 

著者であるやましたひでこ自身も、物を溜め込む母親に対して毒親視するような感情が、断捨離を行うことによって改善したと語っている。また、著書群の説明において、以下のように語っている。

 

「日本では伝統的に「もったいない」という観念・考え方があるが(これはこれでひとつの考え方・価値観ではあるが)、この考え方が行き過ぎると物を捨てることができなくなり、やがてすでに使わなくなったモノ・将来も使うはずがないモノなどが家・部屋の中に次第に増えてゆき、やがては自分が快適に居るための空間までが圧迫され、狭くなり、また人は膨大なモノを扱うのに日々

膨大な時間や気力を奪われるようになってしまい、知らず知らずのうちに大きな重荷となっていて心身の健康を害するほどになってしまう。」

 

  後に様々な著者によって、断捨離を扱った本が出版されるようになった。自分と物との関係だけでなく、仕事と人間関係にも断捨離を実践することをすすめる書物も出版されるようになった。断捨離は、「断・捨・離」として2010年の流行語にも選ばれ、近年では断捨離を実践する人を「ミニマリスト」と呼ぶことがあるが、著者のやましたひでこ自身は、断捨離とミニマリストを明確に区別している

 

 「断捨離と家訓づくり」について

  

画像でおどける二人・・・ひとりはご存知・家訓二スト。もう一人の美女は、断捨離トレーナーとして活躍中の原田さんです。原田さんとのご縁は、本業の業者会をつうじてのもので、仕事そっちのけで幡谷は家訓二ストとして、原田さんは、断捨離トレーナーとして意気投合し、様々な刺激を頂戴しています。原田さんとの交流を通じ、「家訓づくり」と「断捨離」の親和性は高いと実感しています! 先日、東京で行われたセミナーに家訓ニストも参加してきました

 

「いいね」と思う人1000人

はじめる人     100人

続ける人        1人

 

断捨離は、単純な片づけ術ではありません。セミナーの中でも、片づけるまでは、ギリギリできる。ただしそれを続けることが難しい!っと断言されていました。断捨離トレーナーは、片づけを手伝うだけでなく、部屋が維持できているか、あるいは心境の変化などを、ご自宅や、断捨離仲間をあつめたお茶会などを通じ、サポートするそうです。

 

俗に、始める人100人、そして続ける人は1人といわれます。家訓づくりのセミナーも好評をいただいているものの、実際、ご家庭に帰って家訓を続けているか?課題があります。断捨離セミナーは、こうしたサポートシステムまで含め、大変勉強になるセミナーでした。

 

クローゼットから人生をかえる

 

部屋の汚れは心の汚れ

セミナーのなかで印象的だったのは、クローゼットをめぐるトークでした。多くの人が、クローゼットに悩みをもち、人によっては自己肯定感をもてない原因にもなっているとのお話しに参加した皆様が大きくうなづいた時でした。

 

人の出入りが多い、居間や客間がピカピカでも、クローゼットはひとに見られる場所でもなく、グチャグチャしてしまっていることが多いようです。家訓ニストもそんなダメ・グローザー?の一人です(*_*)。またグチャグチャでないにしても、いつ使うか分からないアイテムや、どうしても捨てるに捨てられない物の1つや2つは誰でもあるのではないでしょうか

 

『断捨離』は、単純な片づけ術でなく、行動哲学であり、心の悩みを解決するメソッドです。クローゼットの汚れは心の汚れなのかもしれません、ちょっとしたホコリやシミであっても、深層心理に言い難いモヤモヤをもたらし、ひいては毎日をハッピーにすごせない理由となっています。「クローゼットから人生を変える」、断捨離が多くの人に支持される理由は、こうした分かりやすく人生を好転させるメソッドにあるようです。

 

1点突破の幸福のメソッド

家訓づくりと、断捨離はよく似ています。最大の似ている点は、行動哲学だという点です。断捨離なら、片づけから、そして家訓は、とおちゃん母ちゃんから言われたことを、つべこべ言わずやってみる!という一点突破の幸福のメソッドです。

  

仏教の教えで 【 脚下照顧 】(きゃっかしょうこ)というのがあります。これは、他に対して理屈を言う前に、まず自分の足もとをよく見なさい・・・と自己反省を促す意味です。いつも他の人ばかり(物ばかり)に囚われるのではなく、まずは自分の足下を顧みるということです。 家訓づくりと、断捨離は、手法は違えど【脚下照顧】の精神で深くつながっています。

 

家訓とは?

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。しかしある調査では7割の家に家訓がないとのデータもあり、多くの人が、古臭いもの、あるいは名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないものと感じている現状があります。しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい言葉」、それが家訓です。

 

「家訓」は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。家訓づくりでつくる習慣が、ご家族に素晴らしい人生を約束します。

 

 

物事をシンプルにすれば運が良くなる

 

伝説の雀士として有名な桜井章一さんは、その著書のなかで、物事をシンプルにすれば運が良くなることを紹介しています。運の流れを捉えて運をつかむにはとにかく間に合うということが重要。間に合わない奴は話にならない。まさに間抜け。そういう意味では難しく考えすぎる人間は実は間抜け。いかにシンプルに考えて本質をズバリと捉えることができるかが大切だと紹介しています。

 

無駄な動きや不必要な思考をしないことが大事。桜井章一会長の雀鬼会において麻雀の牌を取る、捨てるという基本動作をいかに無駄なく行えるか、素早く行えるかということが重視されるのもそうした基本動作の徹底のためには無駄を省いて自分の心身をシンプルにしていかないとできないからなのでしょう。断捨離も家訓も、物事をシンプルにするメソッドです。そしてその果実は、人生を好転させるキーにもなりえます。

  

欲望を減らせば運が良くなる 

欲望を減らせば運が良くなる。「もっと、もっと」と欲しがる欲望で心がいっぱいになっていたら運を感じ取ることができなくなってしまう。逆に欲望を引き算することで運が良くなる。欲望で心や体がいっぱいになっていると運は入ってこれない。すべての欲望を捨てることはできないけど、不要な欲望は捨てていく。そうすることで感覚が解放されて、欲望の減った空きスペースに運が入ってくる・・・・・・理屈はわかっても、凡人にとって、欲望を減らすというのは至難の技、家訓、あるいは断捨離は、シンプル且つ、強制的に欲望を減らす仕組みがあります。

 

           

玄関から人生をかえる  

  

家訓の素晴らしさ

森信三先生は、「その教育程度を知るには、靴箱の前に立てばよい」とおっしゃっています。その学校の教育程度が8割から9割2分くらいの見当のつく急所の1点とは、それは生徒の靴箱です

 

靴箱を見ればわかるというのは、つまり、靴をそろえる習慣があるかどうかということです。しつけの3原則とは、

1.あいさつ

2.ハイの返事

3.はきものをそろえる

 

森信三先生は、この3つのことだけをしつければ、他のことはできるようになるともおっしゃっています。 これは企業でも当てはまることで、はきものの乱れと、人材のレベル、ひいては会社の価値は比例しているのではないでしょうか

  

ささやかな心がけが幸福を招く

「家訓」は、誰にでもできるシンプルな習慣です。勉強であれば、塾や学校で学ぶことができます。しかし、マナーや躾は、家庭の中でしか身に着けることができません。家訓の唱和によって身に着ける習慣は、「正しい習慣」です。それは「ささやかな心がけ」と言い換えることができます。そんな心遣いができる人と出来ない人の差は、大きなものになってくると家訓二スト協会は考えます。

  

マナーは言葉を使わないコミュニケーション

マナーとは、相手への心遣いです。玄関の靴がそろっている、そんな光景に触れただけで心はちょっと軽やかな気持ちになるのではないでしょうか?そして「心遣い」ができるお子さんの元には、必ずいいご縁や、いい友人が集うこととなるでしょう。それは、会社でも同じことです。

  

ささやかな心がけが幸せを招く

経営者の皆様は、ないものねだりをしがちです。やれ金がない、やれうちの社員はやる気がないのだと嘆いてばかりじゃないでしょうか?他人に変わることを求めるよりも、もっと簡単な方法があります。その方法とは、自分が変わることです。まず、玄関の靴をそろえてみてください。きっと、変わったあなたを中心に、違った未来が待っているはずです。

 

「靴をそろえる」ことは、日常のなかで行うささやかな心がけです。たったそれだけの習慣があなた自身を変革し、ひいては人生を好転させていくことでしょう。「言うは易し、行うは難し」ぜひ、そんな習慣をマスターしてください

  

東日本大震災の記憶

家訓二ストの暮らす水戸では、震度6強の激震にみまわれ、電気水道がとまり1週間にわたり車のなかでの生活を強いられました。とくに3月11日の発災時には、電話も情報もない中、ボロボロになった自宅の庭で、親父とおふくろ、嫁さんと僕と犬一匹。たき火を囲みながら、とりあえず無事を確認できたこと、そして明日の食糧調達をどうするかを、話し合った記憶があります。

 

3月11日の夜の時点では、気持ちの半分くらいは、経営する会社の倒産を覚悟していました。その理由は、弊社だけでなくお客様との連鎖倒産の恐怖です。幸いにも、顧客の集中する県南地域の被害は小さく、弊社も最低限の被害で切り抜けたものの、あの夜の間は、ご先祖さんに申し訳ないな・・・という気持ちと、根拠のない開放感につつまれた記憶があります。

 

怒られるかもしれませんが、ぼくが感じたことは「星がきれいだな~」という感覚は、それまでの人生で感じえない初めての開放感でした。仕事、家、地位、名誉・・・自分を構成し、細々とプライドを持って生きてきた人生がひっくり返された経験でした。家を失い、家を失い・・・だから何だっと、実際は亡くならなかったものの、一人の人間になった時の強さと弱さを経験できた一夜でした。手放して分かる本当の豊かさと、窮屈に生きてきた自身の反省・・・ 断捨離はクローゼットから、そして家訓は玄関から、忘れてはいけない教訓を僕に教えてくれています。

 

起きて半畳寝て一畳、天下をとっても飯2合

家訓づくりのセミナーでは、「本当に大事なもの」を見つめなおしてもらうため様々な仕掛けを用意しています。僕自身が震災の日に感じた【感覚】を追体験してほしいと考えるからです。昔のことわざで、【起きて半畳、寝て一畳。天下をとっても飯2合】というものがあるそうです。

 

大阪城をたてた秀吉とて、起きて寝て、飯くって・・・行ってしまえば一人の人間です。限りある命、「起きて半畳寝て一畳」。それだけのスペースがあれば、あとは何もいらないのかもしれません。断捨離の唱えるシンプルな生活。そして家訓二ストが提案するシンプルな生き方。読者の皆様は共通項を感じてくれたでしょうか?

 

家訓×断捨離。三冊目の本のタイトルが決まりました^^

出版関係の方の連絡をお待ちしています。

 

 

 ■ご購入はこちら 

書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 2015年6月1日

出版社: セルバ出版

価格 : 1,600円+税

 

URL  : http://www.amazon.co.jp/dp/4863672063