野村花火工業 家訓

 

 

 

  

 

野村花火工業 家訓

「火は尊びて親しむべからず」

 

 

創業:明治8年

代表:野村陽一(昭和25年11月8日生まれ
 

 明治大学卒
  卒業と同時に家業の花火師としての修業を積む
  現在 野村花火工業四代目
  NHKプロフェッショナル~仕事の流儀~ 出演(平成18年)            
  キリンビールのTVコマーシャルに出演(平成20年)
  テレビ東京 ワールドビジネスサテライト「しごと箱」に出演
  テレビ朝日 報道ステーションに出演
  平成25年「現代の名工」に選出
  平成26年「黄綬褒章」を受賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本一の花火師 野村花火工業

 

(参照:水戸市商工会) 

http://www.e-mito.net/west/hito/hanabi/hanabi.htm 

 

夏の風物詩である花火の業者は、水戸に唯一、野村花火工業のみ。

業者というよりは、職人、「花火師」と言った方が適切かもしれない。職人気質の性格からうまれた作品が、それだけの実績を残しているからだ。

 

ネットで「野村花火」の検索をかけると、数知れずのヒット。

ブログやBBSをはじめ、花火に関するホームページのほとんどに掲載されているのではないだろうかと思われるほどだ。

水戸黄門まつりや、年忘れ那珂川花火大会などの打ち上げ花火をはじめ、全国津々浦々の大会で数々の入賞を繰り返してきた。

そして特筆すべきは、土浦全国花火競技大会で2002年以来、4年連続で総合優勝・内閣総理大臣賞受賞、大曲全国花火競技大会でも2年連続同賞を受賞しており、「花火界は、野村時代一色」などと掲載するホームページも少なくない。

 

  もともと中国で生まれた花火は、欧州経由で日本に伝播。球状で丸く広がる、力強い花火は、日本で開発され、海外へも多数輸出されており、現在では「日本の打ち上げ花火は世界一」とも言われている。その世界一の技術屋が一同に会して技を競う全国大会で、こうした結果を残しているのだ。花火フリークからの「追っかけ」も多数、存在する。現に、年忘れでは、毎年、広島から来水しており、幅広いファンに親しまれている。

 

競技大会で優勝するために必要なものは、「まずは創作意欲」と言う野村さん。日々、研鑚を重ねるも、「火は尊びて親しむべからず」という家訓を忠実に守る4代目だ。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本花火文化特殊論

 

 

(参照:PYROWEB

 http://www.keiyuasa.com/pyroweb/world1.html

 

 「世界花火」で世界中の花火を調べてみて、1つの結論に行き着く。日本の花火文化は世界に例を見ない特殊なものであると。

 

「日本の花火は世界一」と言われることがあるが、これは主に技術面を述べたものである。最近は花火の世界でも国際交流が盛んで、どの国でも奇麗な花火が見られるようになった。これもほとんど日本の花火製造、花火打上げの技術が輸出された結果だと思うのだ。

 

では、なぜ日本の花火技術がこれだけ進んだのかというと、見る側すなあち観客の花火に対する関心が高いことだと思われる。そして「玉屋、鍵屋」の時代から、花火師が競争する環境ができていたのだ。

 

こうなった最大の理由は、社会のイベントの中で「花火」の地位が高いことがある。

 

例えば、多くの国では「花火を上げる日」というのが国によって決まっている。それは国によって独立記念日だったり、革命記念日だったり、あるいは新年の年明けだったりするのだが、まず何かしら国民が集まってお祝いするイベントがある。そこで花火を上げて祝賀ムードを盛り上げようと言う趣旨だ。つまりここでは花火は脇役、あるいは何かを引き立てるための道具という位置づけになる。

 

日本の場合には、花火大会の起源とされている隅田川の花火は「川開き」のためだったと伝えられているが、現在行われているほとんどのイベントでは「○○の花火大会」という名前が付くように、花火そのものがメインになっている。このため、日本の花火はたいてい時間が長く、玉の量も多い。1時間から長いもので2時間くらいは上がる。これは実は世界的に見ると長いのである。中国では1時間くらいのものもあるが、アメリカやヨーロッパでは30分以内のことが多い。

 

特定の祝日に関連していないということは、花火を上げる日は市町村によってまちまちである。このため、花火好きな人は1年にそれこそ日本中をハシゴして、花火大会をいくつも見ることができる。日本にいると気付かないことだが、これは偉大なことなのである。例えばアメリカでは独立記念日(7月4日)と大晦日(12月31日)というように、「花火を見る日」というのが決まっているので、どこか1カ所で見ると他の場所で見る事ができないのである。

 

もう1つの日本の花火文化の特徴は、花火師たちが知られているということである。花火を見る時に「玉屋」「鍵屋」というかけ声があるが、あれは花火屋の名前である。現在でも、花火マニアの人は、細谷エンタープライズとか丸玉屋といった、花火屋の名前を知っている。このように客が花火師の「仕事」を賞賛するというのは、日本独特の文化なのではないかと思う(確認したわけではないけど)。

 

これは上げる日が決まっていないということにも関係しているのではないか。日本のように地方によって上げる日が違っていると、花火業者は巡業するようにあちこちの花火を上げる。見る方もそれに付いて行くということができる。「年に1日」しか花火の日がない国では、その分だけ花火を上げる業者の数は多くなるのだが、客は自分の町で上げている業者の花火しか見ることができない。これでは競争も起きないのではないか。

 

まとめると、日本の花火は

•上げる日が決まっていない

•ハシゴすれば年に何回も見ることができる

•業者が競争するので技術レベルが高い

•その業者の名前を客が知っている

 

という特徴があると言える。

 

これこそ日本の花火文化が世界に類をみない特殊なもので、これは日本人(観客)にとっては非常に有難いことなのである

 

 

 

 

 

 

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