きんさんぎんさん 長寿の家訓

 

 

 

 

 

 

 

 

きんさん(本名:成田きん)

生誕:1892年(明治25年)8月1日

死没: 2000年(平成12年)1月23日

 

ぎんさん(本名:蟹江 ぎん)

生誕:1892年(明治25年)8月1日

死没:2001年(平成13年)2月28日)の愛称。

 

きんさんぎんさんとは、1990年代の日本において記録的な長寿で話題となった双子姉妹。

 

90歳をすぎて、CMに出演し、話題を集める。その後も、人気に拍車がかかり各種メディアに度々登場することとなります。なかには無理なイベントの仕事もなるなか、「おいおい年寄を引きまわして大丈夫か・・・」っとの周囲の心配をよそに、飄々と、仕事を楽しんでいた姿が印象的でした。100歳を過ぎても元気な姿は「理想の老後像」と言われ、一般人でありながら1990年代の日本においては国民的な人気を誇り、当時の日本国内のマスメディアからも毎年のように取り上げられていた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きんさん・ぎんさん」の長寿をもたらす家訓 

 

 (参照:蓼食う虫の記)

http://tadekuu-mushi.jugem.jp/?eid=142 

 

テレビ朝日系の番組,「たけしの健康エンターテインメント!」で紹介された「金さん銀さんの長生きの秘訣」より

 

長寿の遺伝子!?

銀さんの4人の娘さんが,今なお健在でいらっしゃいます。その4人とは,美根代さん,百合子さん,千多代さん,年子さん。この4姉妹の平均年齢はなんと92歳ですが,全員,頗る元気。

 

その長寿で元気の秘密は,今は亡き銀さん(蟹江ぎん,享年108)が娘たちに残した“家訓”を,忠実に実行しているからだといいます。もちろん,長寿には遺伝的要素もありますが,これはせいぜい25%。ですから,ほぼ75%は「その人の心掛け次第」だとのことです。

 

銀さんの遺した家訓は,その“心掛けの神髄”?を説くもので,いわば「長生きのための5ヵ条」ともいうべきもの。以下,その5ヵ条であります。

 

長寿の家訓

【第1条】 自分のことは自分でする 

掃除・洗濯・炊事,その他諸々の身の回りのことは他人に頼らず,全部,自分の力でやる。

 

⇒ 簡単なことのようでなかなかできない。若い人でも,ついつい誰かに頼りたくなるのが人情で,これには相当堅固な意志が必要です。

 

【第2条】 家の中に閉じこもるな 

家の中でじっとしていると体が腐ってしまう。内に閉じこもってばかりおらず,外へ出てよく歩く。4人姉妹の住む家が近所にあるので,お互いに歩いて出向くのが習慣。

 

⇒ 年をとると出無精になります。外に楽しいことやしなければならないことがないと,なかなか出かける気にはなれません。何にでも興味・関心・好奇心を持つように,若い頃から準備しておく必要がありそうですね。

 

【第3条】 笑う門には福来たる 

犬や猫は笑わぬけど,人は笑う。とにかく4人がよく集まって,楽しくおしゃべりをする。そしてよく笑う。

 

⇒ 心が元気でいられるのは,これが一番効いているからではないでしょうか。4姉妹はいつもいろいろな話題で,ワイワイ,ガヤガヤ。昔話や悪口で笑い合う。話のネタが無くなったら,同じ話を繰り返しても笑えるそうです。ボケないためにも,孤独にならないことが大切なのですね。

 

【第4条】 感謝の心を忘れるな 

感謝を忘れたら人間はダメ。あぁ,ありがたや,ありがたや。月に一度は4人でお寺参りをして健康祈願を行う。

 

⇒ お寺へは一番年下の美根代さん(88歳)の運転する車でお出かけ。本堂は山の上にあるため,全員,長い階段をしっかりとした足取りで登るのだといいます。永年,継続しているところが立派です。

 

 

【第5条】 魚や肉(生き物)をよく食べる 

毎日のように刺身や魚を食べる。時には肉もフライドチキンも。タンパク質をしっかりと摂り,もちろん食事は3食きちんと。

 

⇒ 凄い,凄い。体を元気に保つ上では,これが一番なのではないでしょうか。高齢になると肉類を口にするのが難儀になるのに,この食欲には脱帽です!

医学的にも,お年寄りがタンパク質をたくさん摂ることは,充分理に叶っているのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本は世界一の長寿大国

 

2012年の日本人の平均寿命は男性79.94歳、女性86.41歳で、男性は過去最高になったことが、厚生労働省が25日発表した調査で分かった。女性の過去最高は09年の86.44歳。

 

日本における医療制度の充実と社会的な長寿要因 

日本人の乳幼児の死亡率は諸外国に較べて低く、これも世界一の水準です。その理由として、国民皆保険制度の存在や高齢者に対する医療制度が比較的整備されている点にくわえ、日本の医師の数は欧米先進国より少ないものの、ひとりひとりの健康への意識が高く、またお医者さんの処置も適切だと推測されます。

 

食生活も、長寿をもたらす要因です。日本食は、種類、調理法(なま、焼く、煮る、蒸す、炒めるなど)ともに多彩で、栄養のバランスに富んでいるのが特徴です。他の先進諸国と比べ中で脂肪摂取量が飛び抜けて少なく、米飯を中心としてた炭水化物の摂取が多くなっています。また魚の摂取が多いことも特徴的です。最新の研究では豆腐や納豆、味噌などの大豆製品の摂取が多く、これらは動脈硬化の進行を防ぐには理想に近い食習慣だということが分かってきました。こうした伝統的な食文化こそが、日本人に食育を必要とせずとも、長寿国になれた理由ではないでしょうか?

 

世界一の超大国「アメリカ」の残念すぎる医療事情 

テレビ東京の「YOUは何にしに日本へ」という番組で、ある以外な理由で来日をしたアメリカン人女性のインタビューをしていました。その女性の目的は

 

「ケンコウホケン」

 

世界一の豊かさをほこるアメリカ合衆国にあって、保険制度は、自己責任が原則です。しかしその制度が、ほころびをみせ深刻な社会問題となっています。アメリカと比較し、日本の医療制度は、世界中で奇跡とたたえれれる素晴らしい制度です。たとえばアメリカでは、国が運営する保険制度はなくすべて民間にゆだねられています。そのため費用も高額になりがちで、保険加入者であっても盲腸の手術だけで200万円の支払いをくらったケース。あるいは、年収1000万の家庭が医療費のせいで自己破産にいったケースなど、医療制度のほころびが人々の生活を苦しめています

 

1961年に導入された日本の国民皆保険は、達成から50年がたっています。国民皆保険があるおかげで、国民はさまざまな医療機関を自由に受診でき、日本の医療費は他の先進国と比べても比較的低い水準に抑えられています。日本でも医療費は増加しているが、他の先進国や途上国では、医療費が国民総生産(GDP)に占める割合はもっと高いようです。2008年の日本の医療費はGDPの8.5%で、OECD諸国では20位という低位置です。

 

また、他の国と比べると、50万人以上が入院待機しているイギリス、手術まで1ヵ月待ちが当たり前のスウェーデン、無保険者が15%以上いるアメリカ、GDPに対する総保険医療支出割合がOECD加盟国でそれぞれ2番目と4番目に高いフランスとドイツなどと比べると、患者の負担は小さなものです。日本では救急車の到着が遅れ、死亡した!なんてことがニュースになっている一方、アメリカでは保険に入れない人が5000万人。医療費が原因の自己破産は全体の60%っと飛んでもない数字になっています

 

テロより怖い医療制度 

このアメリカの医療問題をするどくえぐったマイケルムーア監督の「シッコ」では、さらにえぐい実例を紹介しています。この映画のサブタイトルは、「テロより怖い医療制度」です(>_<) 作品では、マイケル・ムーアがアメリカの医療制度の問題をWEBサイトで募り、実際に寄せられた話をもとにシュールコメディー調のドキュメンタリー展開されています。

  

医療保険未加入者が約5,000万人に達し、また保険加入者に対しても、あらゆる手段を講じて保険金の支払拒否をおこない、利益を上げる営利主義一辺倒の医療保険会社や製薬会社。それに癒着、取り込まれた政治家など、これまで公然と触れられることの少なかった米国医療の暗部を赤裸々に描き出しています。

 

作品中で示されているアメリカ医療制度の問題の実例です

 

・アメリカはユニバーサルヘルスケア制度がない唯一の先進国である。民間の医療保険に入れない人がおよそ5000万人いる。貧困層でなくても、過去のわずかな疾患を緻密に探査され保険への加入を拒否されたり、保険金の支払いを拒否される人は多い。

 

・医療費が払えず病院にかかれないので、自分で傷口を縫う人。

 

・仕事中に誤って指を二本切断。指をくっつける手術費用が薬指は12,000USドル、中指なら60,000USドルと言われ、中指は諦めざるを得なかった人。

 

・医療費があまりに高額で家を売りに出し、こどもたちの家に世話になり静かな諍いが起こる老婦人。

 

・高齢であってもなお、自分の医療費を払うために働かざるを得ない老人。

 

・交通事故により病院に運ばれ一命を取り留め、保険会社に保険金を支払ってもらおうと連絡したら、当時は意識不明の重態であったにもかかわらず「救急車が使用される場合には、事前に連絡が無ければ保険は適用されない」と言われたケース

 

 

幸福の定義の1つは、安心して暮らせること

 

テロが怖いのは、何の罪もない市民を無差別に殺す不条理です。同じように、まじめに暮らすアメリカ国民にとって、医療制度は、アルカイダよりも怖いモンスターなのかもしれません。

  

 

長寿世界一は、当たりまえではない

少なくと、医療制度においては世界で一番優秀な制度です。もしそこに不安を感じるなら、あなたの心配を和らげる国はこの世界中に存在しません。だったら、この国を幸せの国だと信じ、毎日を安心して過ごしていきましょう^^

 

Gallup社が2005年~2009年に調査した世界幸福度ランキングでは、日本は155か国中81位と、半分より下の順位でした。これは42位のホンジュラス、53位のコソボ、63位のマラウイの順位を下回っています。しかし、戦争が起こらず、犯罪率が低く、世界第3位のGDPを誇る日本がそれらの国より不幸な社会に住んでいるとは考えにくいのではないでしょうか?

 

 

日本人は恵まれている環境にいながらも、幸せであると肯定しない国民性があるようです。そして、そんな国民性のために、優秀な医療制度に浴していながらも、日本人が医療に満足していません。それは、医療だけでなく生活全般のなかで、幸せを不幸せに変換してしまう負のバイアスに捉われてしまっていることを教えています

 

 笑う門には福きたる 

不安を胸に不満をかたる人生を笑い飛ばしていきませんか?

少なくとも幸運にも日本に生まれ、日本で育っている私たちには、恵まれた医療制度や、長寿世界一を甘受する社会制度が存在しています。文句を言ったらきりがない。だったら、不安や不満は笑い飛ばして、きんさんぎんさんの家訓にもあるとおり、「笑う門には福来る」。自分の人生を豊かに楽しく過ごしていきましょう

 

 

 

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書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 201561 

出版社: セルバ出版 価格 : 1,600円+税  

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