いかりや長介 家訓

 

 

 

 

 いかりや長介 家訓

「ありがとうを言える人間になれ」

「ごめんなさいが言える人間になれ」

「ウソをつく人間になるな」

 

 

  

いかりや 長介(いかりや ちょうすけ)

生誕:1931年11月1日

死没:2004年3月20日

 

日本のコメディアン。本名は、碇矢 長一(いかりや ちょういち)。愛称は「長さん」。

 

人気番組など『8時だョ!全員集合』 など、多くの人気番組に出演。晩年には、『踊る大捜査線』など、俳優としても成功した。元々は、ベーシスであり、1966年のビートルズの武道館ライブでは前座を務めるなど活躍をみせた。「お笑い」と「音楽」の融合という挑戦は大成功し、ジャニーズ事務所社長、ジャニーさんは、SMAPのデビューの際には第二のドリフターズをめざしていたとインタビューで答えている

 

家族にも厳しい昭和の親父

ドリフターズのメンバーは、リーダーであった長さんの厳しさを、よくネタにしていました。その厳しさは、メンバーだけでなく番組づくりのスタッフや、製作側にもむけられ、周囲を震え上がらせる「昭和の親父」を絵に描いたような人物だったようです。

 

長男のいかりや(本名:碇矢)浩一は父長介の没後、著書『親父の遺言』(幻冬舎、2006年)を出版。明治大学卒業後、森永製菓に勤務。同社在職中の2004年にドリフターズ事務所の代表取締役社長に就任。2008年12月に同社を退職して代表取締役専任となり『いかりや長介という生き方』(幻冬舎、2008年)を出版している

 

多忙な芸人であったいかりやは躾にも厳しく「ありがとうを言える人間になれ」「ごめんなさいが言える人間になれ」「ウソをつく人間になるな」という家訓を自分の子供たちに課した。

 

長男である浩一氏がまだ善悪の判断がつかない3才の頃、住んでいたマンションの11階から下を通る通行人の関心を引こうと思って面白半分にビールの空瓶を落としていたことがわかり、正座させられ、拳骨で思い切り殴られたという。その後も風呂のガスを止めずに寝てしまってあわや中毒死という事件を巻き起こしたこともあったが、その都度鉄拳がとんだという雷親父のような怖い一面と、その後必ずフォローを忘れない優しいところがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説的番組『8時だョ!全員集合』

 

『8時だョ!全員集合』は、1969年10月4日から1985年9月28日に、TBS系列で毎週土曜日20:00 に放送されていた、ザ・ドリフターズ主演の国民的人気コント番組です。番組全体の平均視聴率は27.3%で、最高視聴率は1973年4月7日放送の50.5%。最盛期には40% - 50%の視聴率を稼ぎ、「お化け番組」「怪物番組」でした。

 

子ども向け番組にも手を抜かない長さん

 当初、『全員集合』は、クイズや、ミニコーナーがメインのバラエティだったんです。でも、それでは、同時間帯にフジテレビでやっていた『コント55号の世界は笑う』の人気にはとても敵わない。そこで、コントでテコ入れを図ろうとなった。 そうしたら、いかりやさんが、「やるなら、徹底した本物志向で、世界観を作り上げなきゃ」と強く主張し、凄い額の予算がかかると二の足をふむプロデューサーを説得し、人気番組に成長しました。

 

改めて、思い返すと、この「8時だョ!全員集合」ほど、大掛かりな屋台崩しをしている番組はほとんどありません。しかも16年間、毎週、全国各地のホールや劇場から生中継で放送されたというのだから、その手間やコストは、尋常ではないはずです。 

 

ドリフターズのリーダーであった長さんは、タレントとしての役割にとどまらず、番組そのもの企画にもかかわる座長であり、社長でした。毎週土曜日に放映される生放送にそなえて、コントの練習や、タレントさんの手配、そのうえ、場所は毎週かわるというからむちゃくちゃくです(*_*)

 

そんなチームを率いる長さんの厳しさは多くの関係者が証言しています。例えば、土曜日の夜の生放送に向けて、リハーサルが始まるんだけど、まず木曜日の15時から夜0時まで次の週のコントを作っていく。その後も4回の稽古をつけていきます。中でも、特に木曜日のリハーサルは壮絶ななものです。

 

(高木ブーさんの証言)

脚本家が来るんだけど、だいたい、ダメ。でも、やめちゃうわけにはいかないので、みんなで考えましょう、ってなる。そんな時、知らない人がその場に来たら、みんなびっくりすると思う。1時間、2時間、シーンとしてみんな考え込んでいる。ホント、音なんてしないですよ。タバコの煙だけがモクモクしていてね。そんな中、長さんは横になりながら考えている。まあ、オレは何も考えることはないんだけどさ(笑)。

 

 って。でも、そんな時は長さんが独断で決めるんじゃなくて、みんなに言わせるようにしていた。加藤のところなら加藤に、って具合にね。そこで加藤なり志村なりが、「こんなのどうですかねえ」 と言って、その場で立ち稽古が始まる。それを長さんが見ていて、「それ、いいじゃん」と。ひとりひとりのキャラクターを集めて、コントに当てはめていくんだよね。厳しく。

 

ただ、決して殴ったりはしないですよ。殴ったらケンカになっちゃう。だからといって、長さんがいちばんうまかったというわけじゃないんですよ。加藤や志村には、かなわないところはいっぱいある。 でも、全体の構成、流れを決めていくのは、やっぱり、長さんなんだよね。演出家としての才能は、やはり凄いモノがあると思う。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこにいった?昭和の頑固おやじ

 

「私のお父さんはルンバ以下」 

(参照: http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/02/roomba-father_n_9818952.html)

 

小学5年生の女の子の作文が、物議をかもしています。その内容は、「わたしのお父さんはルンバ以下」というもの、夏休みの自由研究で、家族の「家への貢献度」を計測したところ、お掃除ロボットの「ルンバ」よりお父さんの方が順位が低いという内容でした(*_*)

ネット上で「お父さんが可哀想」と同情が寄せられています。

 

 「私の家では,家のことへの貢献で私が順位を付けています。1 位はお母さん、2 位は私で、3 位が掃除ロボットのルンバ。そして最下位がお父さんでした。ある日ルンバが、玄関の靴脱ぎ場に車輪の一部が落ちて動けなくなってしまいました。それを見て、『ルンバが最下位』と今日まで思っていました。

でも,今日プログラミング教室を受けて、ルンバが悪いのではなくて、ルンバのプログラムが上手にできていなかったこと、ルンバのプログラムを作った人が、もう少し条件を考慮して作っていれば落ちずに済んだことが分かりました。なので、最下位はやっぱりお父さんです!」

 

絶滅危惧種「日本のオヤジ」を救え

 

子どもに理想の食卓という絵を描かせると7割の絵にお父さんがいないそうです。 子どもの目線は、正直です。絵にさえ買いてもらえない、そしてルンバにも劣るお父さんの存在感は、もはや危機的状況です。

 

子どもの頃、おふくろに怒られた時、さいごのさいご 「おとうさんに言うわよ!」っと言われた時のビビりようを覚えていますか? 家族のなかで、不動の存在、そして理不尽大王のおやじがいることは、実はお母さんにとっても、便利な装置なのです。

 

全国で展開してきた家訓づくりのセミナーの中で、受講いただいたお母さんの感想をきくと、深刻なおやじ不足に悩んでいるお話しを何度も聞きました 育メンなる言葉も生まれ、お母さんの手伝いをしているパパが増えていることは素晴らしいことです。 しかし、本来のおやじのポジションである「頑固おやじ」の仕事を放棄してしまっては、意味がありません

 

トキや、イリオモテヤマネコも大事ですが、日本の絶滅危惧種『頑固おやじ』を救う必要があります。

 

昭和の時代【おやじ】 昭和のおやじは、大変強いものでした。

何だか怖い、ドリフターズのいかりや長さん。妙なノスタルジックさを感じませんか?

 

出来れば係りたくない頑固おやじですが、そんなおやじを心は求めています。 猿からはじまって、人間になり、その間の10万年間、おやじは、ずっと頑固おやじでした。しかし、ここ50年の生活環境の変化が、オヤジからちょっとづつ「頑固」をとりあげ、気が付けばルンバにも負ける危機的状況に陥っています。

 

ちょっと前の風景には、オヤジの活躍する場面はたくさんありました。台風がきたとき、あるいは、お祭りのとき、仕事で輝く姿もかっこいい。でも、今は、生活の不便さの99%はコンビニが解決してくれます。 仕事をしている姿も、子どもの目線には映らないパパが多いのではないでしょうか? 反対に家でゴロゴロし、お母さんに怒られている姿を子ども達はみています。そんな父親を子ども達は「ルンバ以下・・・」と感じてしまうことは当然なのかもしれません。

 

 

子どもに見せたい働く父ちゃんの姿

アメリカの学校では「シャドーデー」という宿題があり、子ども達がお父さんの職場へついていき、お父さんの仕事の様子を観察するというワークショップがあるそうです。 お子さんが成長していくなかで、父兄参観や、運動家、子ども達をみる場面はたくさんあるのに、子どもが親の働く姿をみたことがないって、どこかおかしい?と感じないでしょうか!?

 

家訓ニストの父親は、中小企業を経営しており、子どものときから働く親父の姿をみてきました。得意先に怒られたり、飲んで暴れたりと、かっこがいい場面ばかりじゃなかったけれど、「ぼくたちのために働いてくれている」という想いは強く感じていました

 

衣食住の近かった昭和という時代、お父さんの働く姿は、自然に子供につたわるものでした。汗をながし、あるいはお客さんに怒られていたとしても、自分たちのために働く姿は尊いものです。そんな姿は、子供たちには大人になるための一番の教科書となりました。 平成の世になり、自宅と職場は遠く離れ、お父さんの働く姿は、自然には伝わらない時代になっています。

 

絶滅危惧種『頑固おやじ』を復活させるためには、おやじの輝く場面をプロデュースする必要があります。社会にはびこる様々な問題は、結局は「家族」に起因していきます そして、引きこもりや、いじめ、一昔前では想像もつかなかった事件は、家族における【おやじ不足】が原因です

 

絶滅危惧種「頑固おやじ」の復活は、発泡酒を本物のビールにかえるだけでなく、子どもたちの心の隙間をうめ、勉強する意味や、まっすぐに生きるやる気スイッチを押してくれるでしょう。 子どもをディズニーランドに連れて行くことや、家事の手伝いをすることだけでなく、子ども達と一緒にいれない時間こそ、お父さんは子ども達のためにがんばっているということを伝えていきましょう^^ 少なくともルンバに負けちゃダメ(>_<)

 

頑固おやじの養成ギブス

 

「家訓づくり」は、頑固おやじ養成ギブス。 お父さん、お母さんは家族のために頑張っている。そんな当たり前のことも意識しないと伝えられない時代です。そのためにも「家訓の唱和」を実践いただくことをおススメします

 

すべての母ちゃんは偉大です。ほおっておいても大丈夫。子ども達もそれは肌で感じています。 しかし父ちゃんは違う。どこか演出しないといけません、子ども達の職場体験に加え、「家訓」をつたえるかっこいい親父でいてください

 

深刻なおやじ不足は、もはや社会問題 とくに頑固おやじの絶滅に関して、もっと真剣に議論する必要があります 家族のなかでいまいち光り輝けない全てのオヤジのために、これからも家訓ニストは全力で応援していきます

 

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■書籍概要

書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 2015年6月1日

  出版社: セルバ出版 価格 : 1,600円+税  

URL  http://www.amazon.co.jp/dp/4863672063