ひねり王子・白井健三を育てた「家訓」

 

 

 

 

一、嘘はつかない

一、約束は守る

一、姑息なことはしない

一、物を大切にする

 (白井家の家訓) 

 

白井 健三(しらい けんぞう)

生誕:1996年8月24日 

 

日本の体操競技選手。

  

1996年8月24日、神奈川県横浜市出身。左利き。実兄2人が体操をしていたため、自身も3歳より始める。小学校3年の時に両親が設立した鶴見ジュニア体操クラブに入り、本格的に体操競技に取り組み始める。

 

2013年、第67回全日本体操競技団体・種目別選手権大会では、第一人者の内村航平や加藤凌平らが欠場する中、F難度の後方宙返り4回ひねりを決めるなど、計22.5回ものひねりを入れた構成をやってのけ、15.900点(Dスコア7.3)をマークして優勝。内村や加藤も驚くほど高いひねりの技術をこの大会で見せ、高校生にして、日本代表に選出された。内村は「ひねりすぎて気持ち悪い」と高く評価している。

 

10月の世界体操選手権の種目別予選では、床運動で新技「後方伸身宙返り4回ひねり」と「前方伸身宙返り3回ひねり」を、跳馬でも新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を成功させ、国際体操連盟よりそれぞれ「シライ」「シライ2」「シライ/キムヒフン」と命名された。10月5日に行われた種目別の床運動決勝では16.000点をマークし、金メダルを獲得した。この驚異的な成績から国内では「ひねり王子」、海外では"Mister Twist"と賞賛され、一躍注目を集める。

  

2015年より日本体育大学に進学。2015年世界体操競技選手権では37年ぶりの団体優勝に貢献し、種目別ゆかでは金メダルを得た。16年に開催されるリオオリンピックでも活躍が期待される 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

■リオデジャネイロ五輪体操・種目別跳馬決勝(2016年8月15日)

 

 男女の種目別決勝が行われ、男子跳馬で19歳の白井健三(日体大)は「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を初めて成功させ、15・499点で銅メダルを獲得した。団体で獲得した金メダルに続き、初五輪で2つ目のメダルとなった。

 

 跳馬の種目別決勝は2回の演技を行い、2本の平均点を争って行われる。白井は1本目で、団体決勝で披露した「シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」よりひねりが半分多い新技に成功し15・833点の高得点を記録。2本目の「ドリッグス」は15・066点で、2本平均15・499点だった。

 

 マリアン・ドラグレスク(ルーマニア)と2本の平均点では並んだが、白井の1本目の得点がドラグレスクの高い方の得点を上回っていたため、白井が3位となった。

 

 日本勢の跳馬での表彰台は、1984年ロサンゼルス五輪で「銀」の森末慎二、具志堅幸司以来。また、新技が国際体操連盟(FIG)から認定されれば「シライ2」と命名される見通しで、自身の名前がつく技は跳馬で「2」、床運動で「3」の計5個となる。

 

 15日(日本時間16日)の種目別床運動決勝では、金メダル候補だったものの2度大きく着地で乱れてメダルに届かなかった。「気持ちを切らさず、きょうの悔しさを晴らすような堂々とした演技をしたい。あしたも難しい技に挑戦すると思います」と意気込んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■白井家の「家訓」と子育て法

 

(参照:SUZUIE) 

http://suzie-news.jp/archives/12752

 

 

『子どもに夢を叶えさせる方法』(廣済堂出版)の著者は、白井勝晃さん。2013年の体操世界選手権の床運動で、若干17歳1ヶ月で金メダルを手にして鮮烈な世界デビューを果たしたあの白井健三くんのお父さんであり、体操クラブの経営者でもあります。

 

受賞後のインタビューに落ち着いて答える健三くんの姿も、記憶に新しいのではないでしょうか。

 

それにしても、いったいどんな育て方をしたら、あんなすごい子どもになるのか、興味が沸いてきますよね。

 

子どもの夢の決定権は子どもにある 

タイトルにもあるように「子どもに」夢を叶えさせるにはどうしたらいいかが、この本には書かれています。この「に」からわかるように、あくまでも主役は子どもなのです。子どもが主体的に自分の夢を実現に近づけていくよう導くのが、本来の親の役目。

 

それにも関わらず、実際には「つぶれていく子どもをみると、親が足を引っ張るケースが少なくない」と勝晃さんは指摘します。

 

親なら、誰しも子どもはかわいいもの。しかし、「子どもを大切にするあまり、結果的に子どもを縛ってしまう親御さんは多いのでは?」と勝晃さんは続けます。

 

自分たちの子ども以外にも何百人も生徒を抱えたクラブを運営する忙しさから、白井家ではやむを得ず、子どもたちをほったらかしにしてしまっていたそうです。

 

ところがその結果、白井家の男の子たちは、自分たちでルールを作って遊ぶようになったそう。

 

さらに勝晃さんは、多くの子どもたちを見てきて、特に男の子は、「与えられたルールのなかでなにかやってもあまり伸びない」ことがわかってきたというのです。

 

「男の子には自分立ちで決めたがる本能のようなものが備わっていて、人からいわれてやっていると、どこか心が前向きになれないのでしょうね」と勝晃さんは分析します。

 

 

親と子どもの絆をつくる4つの約束

のびのび遊ばせて育てる反面、白井家では、健三くんが6歳になったときにできた4つの約束の存在があります。

 

一、嘘はつかない

一、約束は守る

一、姑息なことはしない

一、物を大切にする

 

どれも、人として生きる上で大切なことばかりです。

 

勝晃さんは、「体操選手である前に、人としてしっかりと行動できなければ、誰からも認められないという考えを共有してほしかった」と書いています。

 

この約束がベースとなって、親子の揺るぎない絆が結ばれていったことは、その後の健三くんの活躍を見るまでもなく明らかなようです。

 

勝晃さんはまた、親もまたぶれないことが肝要だと説いています。

 

一度決めたら、子どもの背中を押し続ける、中途半端な「大丈夫?」は子どもの方向性を乱すだけ。もちろん、ゴールはすぐにはたどり着けません。それでも、勝晃さんはいいます。「わが子の一番輝いている姿を見たいなら、それだけ時間がかかるということを覚悟して応援してあげてください」と。

 

 

最後に、この本は決して天才の育て方についての本ではありません。

 

勝晃さんの場合、健三くんの「個性」が体操の非凡な才能だったため、ある意味、わかりやすかったのかもしれません。ですが、勝晃さんはいいます。「成功体験の価値に大小はない」。それがオリンピックの金メダルであろうと、4年半かけた鉄棒の逆上がりであろうと、子どもの手にする達成感に変わりはない」と。

 

子どもの幸せを願う、すべての親に読んでほしい一冊です。

 

 

【参考】

子どもに夢を叶えさせる方法 (廣済堂ファミリー新書) 新書  2015/10/8

 

https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AB%E5%A4%A2%E3%82%92%E5%8F%B6%E3%81%88%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%E5%BB%A3%E6%B8%88%E5%A0%82%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%99%BD%E4%BA%95-%E5%8B%9D%E6%99%83/dp/4331519708

 

白井 勝晃 ()

 

 

 

 

 

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■書籍概要

書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 2015年6月1日

  出版社: セルバ出版 価格 : 1,600円+税  

URL  http://www.amazon.co.jp/dp/4863672063