最古の醤油屋 室次醸造

 

    

良い醤油を造りたいなら、自分を磨け。

醸造にはごまかしはない。

誠心誠意がなければならない。

その人柄や性格がその味に香り、色に出てくる

(室次家訓より)

 

 

 室次(むろじ)は、福井県福井市に本社を置く醤油醸造企業。創業は天正元年(1573年)。現存する日本最古の醤油醸造場。

 

主君の朝倉家が滅亡し、残された女・子供で糀・酒・味噌・醤油などの醸造業を始めたのが同社の起源。創業者の室屋儀右衛門(内田十内)は創業当時、10歳に満たない子供であった。柴田勝家が作った北ノ庄城下、北陸街道と三国街道が合流する交通の要所に上水道(芝原上水)が流れており、醸造に最適な場所であった

 

また、この頃の醤油は味噌の下にわずかに溜まる「溜まり醤油」で、量が少なく、非常に高価な物でした 

 元禄2年 (1689年)2月 室次創業。 室屋4代目 次左衛門が、遠く和歌山県紀州湯浅で、この頃確立された大量生産が可能な最新醸造法を学び、酒の醸造設備を変更、本格的に醤油の大量生産を始め、醤油の専門醸造場として、屋号「室次」を創業した。

 

これにより、価格の安い醤油を大量に造る事ができ、一般庶民も醤油を使う事が出来るようになった。この頃から醤油が急速に広まり、舟・大八車を使って各地に配送した。また、丁稚で入った職人が「のれん分け」で各地で醤油を造りはじめ、福井の醤油屋が形成されていった。

 

江戸時代の醤油1升の価格は、酒の大吟醸1升の価格より高かったと言われています

 

江戸時代後期にはすでに、長崎の越前蔵屋敷からオランダ商館を通して「ソイ・ソース」として世界へ輸出されていた。醤油と生糸の輸出で潤っていた福井藩に、坂本龍馬が5000両借りたのは有名な話。龍馬が宿泊していた莨屋旅館の隣に室次分店があり、旅館の食事には室次の醤油が使われていた。当時の製法で製造した醤油を「幕末のソイソース」として2011年に発売している。

 

近年では、福井県立大学と産学連携し商品の開発を進めている。2013年には無臭魚醤入り減塩醤油「旨醤」、2014年にはアルコール含有0%のハラール醤油「福むらさき」を発売している

  

 (参照:室次醸造 HPより)

http://www.muroji.com/policy/

 

  

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