京都 老舗和菓子店 亀屋良長の家訓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 亀屋良長 1803年(享和3年)創業。

 

亀屋良長の初代は、当時名店として名を馳せていた亀屋良安で番頭を務めていましたが、お店が火事で焼けたため、現在の店舗の南側で創業。豊かな井戸水「醒ヶ井水」を使ってお菓子を作っていました。当時は主人(あるじ)がデザインして絵師に描かせた色鮮やかなお菓子の絵を客に見せて、注文を取っていました。今も当時のお菓子の見本帳が残っています。

 

 

(参照:そうだ京都にいこう) 

http://souda-kyoto.jp/knowledge/shinise/kameya.html 

 

 

■京都と和菓子

約210年前の江戸時代、上菓子屋仲間という輸入砂糖配分のための株仲間は、洛中(旧市街)に250軒近くあったといいます。亀屋良長もその中の1軒です。戦乱の世が終わり平和な時代が訪れると、富裕な商人たちが力を持つとともに茶の湯が普及するなど、和菓子を製造・販売する店は暮らしに欠かせない存在になっていきました。とはいえ、上菓子は高級品で庶民がそうそう口にできるものではありませんでした。庶民はお餅屋さんやおまん(まんじゅう)屋さんの団子や餅菓子をおやつに食べていました。和菓子の文化が花開いたのもこの頃で、現在の和菓子の多くが存在していたといわれます。

 

 

■亀屋良長の家訓

店内の扁額には「澄懐」と揮毫された文字が掲げられています。

 

「懐が澄む」と読み、二代目当主が定めた家訓。「懐を誰に見られても恥ずかしくないように、適正な利潤を上げながら家業を継続せよ」という意味だといいます。「利益を得ることはいけないことではないが、むさぼるのはいけない。利益はいわば浄財。誰に見られてもいいようクリアにしておけ、ということです」と吉村専務は説明しています。

 

時代は移っても変わらず守られている老舗の家訓。

「守るべきことは守った上で、時代のニーズを捉えた新しい商品を世に出していくのも大切なことです」

 

  

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