製陶ふくだ 家訓(職人の心得)

 

 

 

 

 

 

 

 

■製陶ふくだHPより

 

http://www.seitou-fukuda.com/

 

約230年前信楽から来て開窯した園部善六の窯を、寛政八年(1796年)初代義右門が買い受けて以来、現在までその火を焚き続けております。 

伝統とは、唯単に古いものをつなぎ伝えていくだけのものではなく、常に時代を見据えた革新とその積み上げによってのみ受け継がれるものと考えます。

 

精進しながら古来よりの手法を習得し、さらに研究と研鑽を重ねながら他流の佳良さえも自分自身に取り入れ、独自の境地に達する事がその真髄です。

 

これに従い、五代までの伝統を受け継ぎ、皆様に喜んで頂ける笠間焼を提供できるよう日々努力しております。

 

笠間焼は、我々の生活に密着した生活陶器です。

皆様の人生に寄り添い、末永くご愛用頂ければ幸いです。

 

 

■職人の心意気

 

いばらき県の中西部に位置する笠間は、関東最古の焼き物の郷として有名です。「製陶ふくだ」さんは二百余年の伝統を守り続ける笠間焼陶器の窯元です。

 巨大な笠間焼きの花瓶を作る窯元としても有名になりました。

 

「製陶ふくだ」さんは代々、義右門を受け継ぎ当代は五代目義右門実さんです。 

「職人の心得」という家訓をもって代々意欲的な陶器作りをされ多くの賞を得ています。 

 

以後、当主は代々義右門を名乗り、江戸末期には藩が6カ所に設置した「仕法窯」の一つとして大量生産や販路拡大に努め、笠間はかめやすり鉢など台所用品の一大産地として関東一円に名をはせました

 

しかし、第二次大戦後、プラスチック製品の流入や水道の普及で日本人の生活様式が変わり需要が激減。笠間焼が得意とした大きな水がめなどの陶器が使われなくなり当時30軒あった窯元は7軒に。産地存亡の危機に直面していた1950年、その復興に向け県窯業指導所が設置された。地元の窯元たちが釉薬や粘土の改良を苦心し民芸品への転換を急ぐ中に、5代目を継いだ実さんがいた。

 

「生活必需品として愛された笠間焼の本質はそのままに、次の時代に役立つものは何か―」。実さんはコーヒーカップやビアジョッキなど洋食器に挑戦した。しかし、水戸駅周辺に喫茶店が2軒しかない時代。そう簡単に売れるはずもなかったが運よく輸出業者の目に止まり、民芸ブームや珍しさも手伝って注文が殺到した。63年には全国に先駆けて観光客向けの陶芸体験教室をスタートさせ、景気上昇に伴う消費者のし好やニーズを直に聞いて創作に生かした。

 

経済成長期に全国から作家を受け入れ、伝統にとらわれない自由な作風の産地に発展したのも笠間焼の大きな特徴の一つ。新旧の窯元が「焼き物の里」として知名度を上げようと82年に始めた春恒例の陶器市「陶炎祭(ひまつり)」では実さんが初代から3回目まで実行委員長を務め、90年代に入って取り組み始めた巨大花瓶の制作は笠間焼の名を世界にアピール。それは自身の技術への挑戦でもあった。

 

 

■職人の心得(製陶ふくだ家訓)

 

・いかなる過酷な條伴でも、雑念を捨て、透徹した心を持てば、自在にものを作り出す雄大さと強靭な精神力を生むことと心すべし

・集約された知識を能力にかえ、注文には戒心なく己を殺して、他人を満足させ、それを無上の喜びとする

・怠ることのない、冴えた技術は完璧をめざし、事物を尊重する純粋な好奇心は新しさを求める柔軟性へと連なる

・自己分析を徹底し、自己反省と実践の哲学は媚びやき、たえず己に満ちた孤独は無限と不可能へ挑み、一万年後に残るものを作らんとす

・登り窯の炎による悪戯に無邪気に歓喜しながらも、伝統、歴史と超自我を大切に、常に社会的、宗教的、道徳的、価値規範の知的遺産を後世に伝える真摯な態度であること

・きずもの、不完全なものに愛着といとおしみを感じ、その矛盾の追求を忘れず、事故の識見のなさと、その技術の稚拙さに恥じ入るよう。

・職人は己の存在を無にとじこめ、貢献、献身、奉仕等、あらゆる仁の行為はすべての終幕の慰めにあり、熱き炎のような情熱に己をもやし、蓋しても決して温まることはないと心にとどめ置くべし

・名を欲せず、利をもとめず、少年のような、目と心と魂をもち、命をきらきら輝かせながら、仕事には気と魂を打ち込むことを常とし、さらに壮大なる目標は、それを可能ならしめる執念と信念をうむことを肝に銘ぜよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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