ネイティブアメリカンの言葉

 

 

 

 

 

 

 『知識ではなく、智恵を求めよ。知識は産物だが、智恵は未来をもたらす』

 (ラムビー族のことば)

 

 

 

■ネイティブアメリカンとは? 

1492年にヨーロッパ系白人が現在の北米地域に到達する以前に、現地に居住していた民族を総称していう。この集団のアイデンティティ形成には、地域文脈、居住地域における同胞民族の存在、ネイティブアメリカン特別保留地との距離等の要素が関連する。2013年現在、連邦政府が認める部族集団は566、州政府レベルではさらに70の集団が存在するといわれる

 

元来、インディアンと言われたものが、差別的だと批判されネイティブアメリカンの呼称が採用された。ただし、この呼称にも反対する声が多い。なおインディアンの命名の由来は、コロンブスが新大陸を発見した際、そこが新大陸と思わずインドだと勘違いしていたため、インドの人の意味で「インディアン」と名付けられたとされています。

 

■ネイティブアメリカンの言葉

 

批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします
敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います
ひやかしを受けて育った子は、はにかみやになります...
ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気を持ちます
心が寛大な中で育った子は、がまん強くなります
励ましを受けて育った子は、自信を持ちます
ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります
公明正大な中で育った子は、正義感を持ちます
思いやりのある中で育った子は、信頼を持ちます
人にほめられる中で育った子は、自分を大切にします
仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を見つけます

 

信じることが価値を生む
価値は考えを生む
考えは心の反応を生む
心の反応は態度を生む
態度は行動を生む

 

あなたが生まれたとき周りの人は笑って あなたが泣いたでしょう
だからあなたが死ぬときは
あなたが笑って周りの人が泣くような人生を送りなさい

 

過ちを見てそれを正そうとしなければ過ちを犯したものと同罪だ

地球にあるものはみな目的を持ち
いかなる病にもそれを治す薬草があって
すべての人には果たすべき使命がある

 

大地とその上に住むものすべてを敬意をもって扱いなさい
偉大なる精霊(精神)を保存しつづけなさい
あなたの仲間に大いなる敬意を示しなさい
すべての人々(人類)のために手を携えて働きなさい
必要とされたなら場所を問わず援助と親切を与えなさい
自分が正しいとわかっていることを実行しなさい
心と体をいい状態に保つために気をつけなさい
あなたの努力の一部を善行に捧げなさい
いつも真実をみつめ、正直でいなさい
自分の行動について全責任を負いなさい

どんなことも7世代先まで考えて決めねばならない

 

インディアンが約束を破ったことは一度もなかったし
白人が約束を守ったことも一度もなかった

 

 

■「朝起きたら、太陽の光と、おまえの命と、おまえの力とに、感謝することだ。どうして感謝するのか、その理由がわからないとしたら、それはおまえ自身の中に、罪がとぐろを巻いている証拠だ。」【テクムセ・ショウニー族の首長】

 

■「神はすべてのものをシンプルに創った。インディアンの人生はとてもシンプルだ。わしらは自由に生きている。従うべきただひとつの法は自然の法、神の法だ。わしらはその法にしか従わない。」【マシュー・キング(ラコタ族)の言葉】

 

■「沈黙とは、体と精神と魂が完璧な釣りあいをとっていることである。自己を保っている人は、葉の一枚たりとも動かぬ木のように、小波ひとつ立たない輝く池のように、つねに静かで、実存のあらしに揺すぶられることがない。」

 

■「インディアンに文字はいらない。まことを伝える言葉は、ハートの奥深くまで沈んで、そこにとどまる。人は絶対にその言葉を忘れたりしない。」【作者不詳】

 

■「知識ではなく、智恵を求めよ。知識は産物だが、智恵は未来をもたらす。」【ラムビー族】

 

■「ひとびとのこころに真の平和が宿るまで、国と国との間に平和はやってこない。」【スー族】

 

■「せせらぎや川を流れる輝かしい水は、ただの水ではなく、われわれ祖先の血だ。湖の水面に映るどんなぼんやりとした影も私の部族の出来事や思い出を語っているのだ。かすかな水の音は私の父の父の声なのだ。」【シアトルの酋長】

 

■「岩は偶然ここにあるのではない。木は偶然ここに立っているのではない。そのすべてを造った者がいる。私たちにあらゆることを教えてくれる者が。」【作者不明】

 

■「大気は、それが育むあらゆる生命とその霊を共有していることを忘れないで欲しい。我々の祖父たちの最初の息を与えた風は、また彼の最期の息を受け取る。」【シアトルの酋長】

 

■「危機は人を変えます。普通の人をより賢くしたり、より責任感の強い者に変えます。」 【作者不詳】

 

■「神の名は無意味。世界にとってほんとうの神は愛なのだ。」【アパッチ族】

 

 

■酷すぎる白人によるインディアンの迫害の歴史

 

混迷する世界情勢は終わりがみえず、とくに暴走したイスラム勢力の一派は、テロを繰り返し罪なき多くの人々の生活を苦しめています

しかし、人類の歴史の中で、もっとひどく残酷な仕打ちをされた民族がいたことを私たちは忘れてはいけません。そして、その残虐な行為はわずが100年前まで繰り返され、本来大陸全土に根をおろしたインディアンたちは狭い居留地に押し込められ、いまも虐げられた生活を余儀なくされています

 

因果応答。理不尽なテロを嘆く前に、因果を知る知必要があります。

インディアンたちへの迫害にとどまらず黒人差別や、植民地のゆがんだ支配。日本でもアイヌといわれた北方の少数民族は、土地を奪われてきたことが知られています。

 

自然に根差した慈悲深いインディアンの言葉とは真逆の酷すぎる白人によるインディアンたちへの迫害の歴史を下記に転載させていただきます。

教科書には載っていない本当の歴史はこちらです・・・

 

(参照:正しい日本の歴史 有色人種の500年より)

http://rekisi.amjt.net/?p=1304

 

私が子供のころ、それらの戦いは西部劇の映画でたびたび上映され、白人の幌馬車を襲うインディアンと対決する騎兵隊の活躍に、わくわくしたものです。

 

しかし、「正義の騎兵隊 vs 野蛮で残忍なインディアン」という図式は、実は、アメリカ人が作った白人の身勝手な「白人のみが神に作られた人間である」とした宗教観に基づく虚構だったのです。インディアンにとっては、侵略者から自分たちの大地、愛する家族、そして生活を死守するための戦いだったのであり、実際に野蛮で残虐だったのは、白人の側だったのです。 

 

1620年、イギリス本国の宗教弾圧から逃れるために、メイフラワー号に乗った(キリスト教)プロテスタントの一団が北米大陸のプリマスに初めて、上陸しました。

 

彼らは東海岸の厳しい環境の中で飢えと寒さに苦しみながらも、「2万5000年以上も前から北アメリカ大陸に住み、自然と共に、伝統を守りながら平和に暮らしていた、『インディアン』と白人が呼ぶようになった黄色人種(私たち日本人と同じDNAを持つモンゴロイド系)の人々」の温かい支援に助けられながら、入植の第一歩を踏み出したのです。

 

白人によってインディアンと名付けられた人々は、次々と来る入植者に、アメリカでの栽培に適した食物であるジャガイモやトウモロコシの栽培方法を教え、当面の食料として分け与えたばかりかタバコの作り方までも教えてくれるなど、アメリカで生活ができるように様々な面倒を見てくれ与えてくれました。彼らは、人を疑うことを知らなかったのです。

 

そればかりか、インディアンには「誰かが所有する」という意識は無く、「すべてのものは、みんなのものである」と考えて生活をしてきたため、白人に要求されたものは、何でも快く「みんなのもの」として白人に分け与えました。この考え方は、強奪を目的として生きてきた白人に、最大の、つけ込むスキを与えてしまったのです。

 

イギリス政府は、アメリカを流刑地として選び、本国に居ることができなくなった人間や、犯罪者、荒くれどもを入植させていったのです。

 

それから150年間、イギリスから犯罪者や食いつめた者、そして本国には容れない人間たちが次々と入植し、当然のようにインディアンの土地を奪い、だまし取り、略奪し、追い立て、凌辱し(※入植者のほとんどは男だったため、女とみれば構わず強姦した)、殺害を繰り返し、白人が持ち込んだ疫病で数えきれないインディアンを殺し、挙げ句の果てには大虐殺までをも繰り広げ、インディアンを追い立て白人の土地を拡大、第1州のバージニア州から13番目のジョージア州(1773年)まで13州が成立しました。

 

アメリカは犯罪者の流刑地であり、入植者には善人が少なかったことと、「白人ではない人種は、すべて人間ではなく獣である」「奪い取った者が勝ちなのである」と心の底から信じ切っている白人独自の思想とキリスト教観から、まったく罪悪感なしに、先住民の人々を虐待・虐殺して土地を奪っていったのです。

 

それだけではなく、白人にとって「人間ではない有色人種」は獣(けだもの)と同一であり、インディアンが愛してきたバッファローともどもスポーツ・ハンティングの的として、ハンティングされ駆逐されていったのです。

 

アメリカ合衆国成立前の東海岸では、ジョージ・ワシントン(※初代アメリカ合衆国大統領)が、インディアン民族の絶滅政策を推し進めました。ワシントンの手法は焦土作戦だったのです。ワシントンの軍隊は、イロコイ連邦やニューイングランド全域のインディアンを「根絶やしにせよ」とのワシントンの命令を受けていました。

 

アメリカ独立戦争以降、豊かでタダ同然の土地を求め、白人入植者が『マニフェスト・デスティニー』(明白なる使命)を唱え、西進するようになると、当然そこに住む数千万人とも5000万人とも1億人を超えていたともいわれた、数千の部族に分かれて自由の大地に住んでいたインディアンたち(北アメリカ大陸)は邪魔者となり、これを排除しようとする合衆国政府によるインディアンの撲滅戦争と化しました。

 

インディアンは住む場所を追い立てられ、奴隷としてプランテーションで酷使され、白人が持ち込んだ疫病により次々と斃(たお)れ、女は子供までもが強姦・輪姦され、逆らう者は八つ裂きにされ吊るされ虐殺され、連邦政府が信託保留する荒れ果てた土地「保留地(Reservation)」に押し込められることを強要され、移住に同意しない多くの部族は土地収奪の障害物として、謀略(ぼうりゃく)をめぐらされ、老若男女を問わず赤ちゃんに至るまでの殺戮により絶滅させられ、あるいは白人のレクレーションとしてバッファローと共にスポーツ・ハンティングのターゲットとして、気の向くままに射殺されていったのです。インディアンは、それでも白人との平和共存を願っていたのですが、それがかなわぬ夢とはっきりと確信すると、自分たちの生存をかけ激しく抵抗するようになっていきました。

 

※白人にとって、人間ではないインディアンの人口には全く関心が無かったため、正確な人口は不明。また、何千万人を虐殺したのかも、まったく判っていない。1億人前後がアメリカとカナダで行われたホロコーストによって虐殺されたとしている文献もある