ブリジストン創業者・石橋正二郎の社訓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「最高の品質で社会に貢献」

 ブリジストン社是

 

 

 

石橋 正二郎

生誕:1889年(明治22年)2月1日 

死没:1976年(昭和51年)9月11日

 

日本の実業家。ブリヂストンタイヤ(現・ブリヂストン)の創業者であり、1966年(昭和41年)8月1日に日産自動車と合併したプリンス自動車工業の育ての親(出資者)でもある。また、張り付け式ゴム底足袋(地下足袋)の考案者。

 

企業活動を通じて、日本のゴム工業や自動車工業の発展に多大な貢献を行った。長年の功績により2002年(平成14年)には日本自動車殿堂入り、2006年(平成18年)には米国自動車殿堂入りを果たしている。一貫してブリヂストンを中心とするゴム工業を経営の基盤としたが、これ以外にも多数の業種に参入し、一代で石橋財閥ともいえる企業グループを形成した

 

■ブリジストンの社是

 

ブリヂストングループの企業理念は、創業者が社是として制定した「最高の品質で社会に貢献」を不変の使命として掲げ、その使命を果たすために、ブリヂストン社員として常に意識していたい姿勢を「誠実協調」「進取独創」「現物現場」「熟慮断行」の4つの心構えとして示しています。現在までに築きあげてきた企業文化や多様性を更なる成長の原動力とすべく、世界中の従業員一人ひとりが行動する上での共通の価値観を、この企業理念の中で表しています

 

(ブリジストンHPより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■意外すぎるブリジストンの創業秘話 

 

石橋が起業したブリジストンの社名は、「石」(ストーン)+「橋」(ブリッジ)から命名されています。

現在、世界有数のタイヤ―メーカーとしてその地位を揺るぎないものにしています。 また娘の安子は鳩山家に嫁ぎ、孫にあたる由紀夫は総理大臣を務めました。

 

そもそもの商いの出発は、『足袋屋』。九州の田舎の足袋屋さんが、世界一のメーカーになるまでの道のりには、石橋正二郎のたゆまない努力と信条。そして変化に強い企業の特性がありました。

 

創業地の福岡県久留米市ではムーンスター、アサヒコーポレーションとこの会社とで「ゴム三社」と呼ばれている。元々は1930年(昭和5年)、日本足袋株式会社(にほんたび。現在の株式会社アサヒコーポレーション)のタイヤ部門として発足したのが会社の源流で、1931年(昭和6年)に「日本タイヤ株式会社」(にほんタイヤ)として独立分社化、その後、1951年(昭和26年)に「ブリヂストンタイヤ株式会社」に社名変更し、1984年(昭和59年)に現在の社名となる。

 

2005年(平成17年)、フランスのミシュラン社を抜き世界シェアトップとなりました。生産拠点数は25か国178拠点(2012年(平成24年)現在)を誇っています

 

連結

3兆0397億38百万円 (2012年12月期)

従業員数

14万3448人      (2012年12月末時点)

 

 

20世紀初頭の1906年3月、17歳で久留米商業学校を卒業したブリヂストンの創業者石橋正二郎は、兄の重太郎とともに「志まや」の仕立物業を父の徳次郎から引き継ぎました。

このとき父の徳次郎は、兄の重太郎に外部関係の仕事を、正二郎には内部関係の仕事をそれぞれ担当させ、兄弟仲良く協力するようにと言い渡しました。

当時の「志まや」は徒弟8、9人。小さなもの、正二郎は、一生をかけて実業をやる以上はなんとしても全国的に発展するような事業で、世の中のためになることをしたいと大きな夢を描きました。

 

■張り付け式ゴム底足袋(地下足袋)の大ヒット!

 

今も職人の間で絶大な人気を誇る地下足袋。足袋の足裏にゴムをつけるアイディアを思いついた男こそ石橋正二郎でした。

そして、この「ゴム」つながりで、ゴム靴、自転車のタイヤ、自動車のタイヤと販路をひろげ世界一のタイヤメーカーにまで上り詰めたのです。

 

昭和30年代は長者番付のトップに輝くなど、正二郎は日本を代表する富豪となるが、財界人としては稀に見る品行方正型だった。生活は規則正しく、毎朝9時丁度に出社。
経済人との目立った付き合いもなく、〝財界の孤児″と言われたほど。酒も特別の席を除いてほとんどロにしない。したがって脱線もなく、面白いエピソードめいたものはないのも特徴です。

 

しかし、絵画をこよなく愛したが、これも日本画より洋画が断然好きだった。郷土出身の天才画家、青木繁の絵を集めたのがきっかけで、戦中戦後にフランス印象派を中心とした西欧近代画を蒐集し、ブリヂストン美術館を設立しています。

 

昭和51年9月、87才の生涯を終えた正二郎の遺産の額は、日本における相続税の最高額となりました。公表分で2代目社長石橋幹一郎さんの相続で、金額はなんと1,135億円です。石橋を叩いて渡らないっと揶揄された正二郎は、莫大な資産と、世界一となるタイヤメーカーを世に遺したのでした。「最高の品質で社会貢献」と社是に定めた正二郎らしく、人生の最期に納税という形で、社会貢献を果たしたのではないでしょうか?

 

地下足袋の成功だけで満足していれば、石橋家は地方のいち資産家で終わっていたことでしょう。成功の中にも決して満足せず次のビジネスチャンスを狙っている正二郎だからこそ、ブリジストンの成功がありました。

 

日本に数多く存在する老舗企業は、単に先祖から受け継いだ商いを継続している訳でなく、時代時代のマーケットと向き合い絶えずお客様のニーズと向き合ってきたからこそ、長い歴史を紡いできたと言えます

 

地下足袋から、世界一のタイヤメーカーへの華麗なる転身は、正二郎にとっては必然の変革だったのかもしれません。

老舗の歴史は、日々新たに習うこと。正二郎がつくったブリジストンが次にどんな変革をみせるのか? いち消費者として楽しみです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

「世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方」絶賛発売中!!

 

口コミだけで7,000人以上が共感! “家訓のスペシャリスト”の幡谷哲太郎氏が、

初めての書籍『世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方』を発売

 

本書は、簡単な家訓づくりのコツを教え、それを通じ、家族はもちろん、子供の成長、さらにはお孫さんの代まで、役立てるコツを指南する。

 

目次 : お母さんの悩みを家訓で解決/ 1分で実践できる素敵な習慣―家訓のある家庭の風景/ 身に着けたい正しい習慣/ 究極の育児は夫婦仲で決まる/ 親の背中が一番の教科書/ おばあちゃんの知恵で楽々子育て/ がんばれお父ちゃん/ 大事なことは先祖に学べ!偉人の家訓の勉強会/ 現代に生きる家訓で育った有名人たち/ 創作家訓の紹介―家訓のある風景

 

■書籍概要

書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 2015年6月1日

出版社: セルバ出版価格 : 1,600円+税

 

URL  http://www.amazon.co.jp/dp/4863672063