はじめに

 家訓ニスト協会(仮)について

 

「ささやかな心がけ」が、素晴らしい人生を招く

家族の無事をねがい、子供の健やかな成長をたくす「育児」。しかし、様々な情報が錯そうし、何が大事か、何を優先すべきか、迷子になっていませんか?わたしは、そんなお父さん、お母さんの悲鳴をききつけ、解決を図るために、様々な機会に登場し、「家訓づくり」を素晴らしさを紹介してきました。

 

この5年間で、セミナーの開催や、ブログの立ち上げ。また2015年には書籍も販売し、とくにセミナーでは、PTAや、各種研修、青年会議所などを中心に、180回、8000名を超える方々に対し研修をおこなっています。

 

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。しかしある調査では7割の家に家訓がないとのデータもあり、多くの人が、古臭いもの、あるいは名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないものと感じている現状があります。

 

しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい言葉」、それが家訓です。

 

「家訓」は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。家訓づくりでつくる習慣が、ご家族に素晴らしい人生を約束します。

 

学校での勉強は塾で補習することができます。しかし、マナーや躾は、家庭の中でしか身に着けることができません。家訓の唱和によって身に着ける習慣は、「正しい習慣」です。それは「ささやかな心がけ」と言い換えることができます。

マナーや躾は、「ささやかな心がけ」です。しかし実践できる人と実践できない人の差は人生で大きな差になってくると家訓二スト協会は考えます。

 

マナーは、相手への心遣い。玄関の靴がそろっている、そんな光景に触れただけで心はちょっと軽やかな気持ちになるのではないでしょうか?そして「心遣い」ができるお子さんの元には、必ずいいご縁や、いい友人が集うこととなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

■朝の連ドラで描かれる家訓のある風景

  

 

「当たり前にある毎日でも、それはとっても大切な一瞬の積み重ねだと思っています。そしてそれは、いつ失うか分からない。明日かもしれないし、1年後かもしれない」

NHK「とと姉ちゃん」父・竹蔵のことば)

  

 (参照:ロケTV) 

http://locatv.com/toto-kakun/

  

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」は、人気雑誌「暮らしの手帖」の誕生の様子を描いたものです。このドラマの中で登場する、小橋家の「家訓」に注目が集まっています。竹蔵、君子夫妻が子供たちに伝えた "折り目正しい" 日常生活の在り方は日本人が忘れかけてきた大事なものを思い出させてくれるようです。

 

三姉妹の礼儀正しさ 

「とと姉ちゃん」は、ヒロイン・常子ら三姉妹の成長する姿が描かれています。いずれも可愛いらしい役者さんが話題となっていますが、もうひとつ話題になっているのが、三姉妹たちの言葉遣い(敬語)、礼儀正しさです。

 

朝は「おはようございます」としっかり挨拶をする、母・君子(木村多江)が台所に立てば「何か手伝うことはありませんか?」と三人で聞きにいく、父・竹蔵(西島秀俊)が帰宅すれば皆で玄関まで出迎えて三つ指で「お帰りなさいませ」の挨拶をする…。

 

朝ドラのヒロインの幼少時代といえば「オテンバで破天荒」といった描写が定番となっていますが、「とと姉ちゃん」の子供たちはしっかりと言葉遣いに至るまで躾がなされ、とても賢そうな娘たちに見えます。

 

小橋家の生活を支える「家訓」 

娘たちがこのように育ったのも、竹蔵、君子が「日々の当たり前の暮らし」を何よりも大切にしているからこそ。小橋家にはこうした家族生活の根幹を支える、竹蔵考案の「家訓」があり、大切に守られています。

 

一、朝食は家族皆でとること

一、月に一度、家族皆でお出掛けすること

一、自分の服は、自分でたたむこと

 

父を失い、姉妹で寄り添い生きていくことに 

残念ながら、竹蔵は第一週の終わりで肺結核を患い亡くなってしまいます。ただし、竹蔵が家庭内で担っていた役割は長女である常子に引き継がれ、竹蔵が大切にした「家訓」も受け継がれていきます。

 

常子のモデルである「暮しの手帖」創業者・大橋鎭子氏は、生涯に渡り母、二人の妹(真ん中の妹・晴子が結婚してからはその家族も含め)と寄り添い、一緒に暮らしていました。

 

「とと姉ちゃん」でも、常子を筆頭に家族が力を合わせて日々を暮らしていく様子が描かれます。そうした家族生活の原点にはいつも、竹蔵が遺した「家訓」が存在するのです。

 

そして、幼い時期に両親と過ごし身に付いた生活への態度が、後に生活を大切にする雑誌「あなたの暮し」に結実していきます。

 

 

 

■ささやかな心がけが幸福をまねく

 

自分なりのささやかな心がけで、ささやかだけれども、こうした心がけが小さな幸せを生むと思っている、そんな瞬間を大事にしていく人でありたい

NHK「とと姉ちゃん」より

 

常子は、「暮しの手帖」の創業者、大橋鎭子さんがモデルになっているので、この「ささやかな心がけ」というのが、これからのドラマのキーワードになっています。家訓二ストもこの「ささやかな心がけ」という言葉がとっても心に響きました。

 

今よりもっとものがなくて、きっと不便なこともいろいろあった時代に、例えばきれいな包み紙があればそれをとっておいて、工夫して使う、それに小さな幸せを見出す生活、そんなことが素敵だなと思います。

 

そもそも日常を豊かにしていくものは、高いソファーでも、IKEAでもニトリでもなく、ちょっとした心遣いなのかもしれません。便利な世の中になりなんでもお金で解決できる時代に、おじいちゃんおばあちゃんの暮らしの知恵を見直す必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■「靴をそろえる」という家訓

  

 仏教の言葉で 【 脚下照顧 】(きゃっかしょうこ)というのがあります。これは、他に対して理屈を言う前に、まず自分の足もとをよく見なさい・・・と自己反省を促す意味です。いつも他の人ばかり(物ばかり)に囚われるのではなく、まずは自分の足下を顧みるということです。 哲学者の森信三氏は「靴(はきもの)を揃える」ことに徹底的にこだわってきました。なぜかと言えば 「靴を揃えると心も揃う」 からです。森信三氏は、次の3つだけを9才までに身につければ、しつけは「すべて」だと説いています。

 

 

「しつけの三原則」

1.朝のあいさつを自分からする

2.名前を呼ばれたら「はい」と返事する

3.席を立ったらイスをしまい、靴を脱いだら揃える

 

 

 こんなことで、子どものしつけが出来るなら苦労はない・・・・と思われるでしょう。

しかし、それが出来ない子どもは多いし、それもできない大人がほとんどなのではないでしょうか?

  

さらに、自分の靴だけではなく、他の人の靴(はきもの)も揃えるような配慮の出来る方は、人生の勝利者だと断言することができます。

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

■家訓二ストの挑戦

 

「正しい習慣」とは、ささやかな心がけ。

そんな心がけをもてる自分でありたいし、そんな素晴らしい人を一人でも多く増やすことが家訓ニストの願いです。

 

2015年6月に立ち上げた「家訓ニスト協会(仮)」もおかげさまで1周年をむかえました。

この間、「世界一簡単な幸せを招く家訓のつくり方」の発刊させていただいた他、これまで以上のセミナー開催の依頼を頂戴しております。

 

家族は、社会を構成する1番小さな単位であり、一番大きい単位でもあります。

 

家訓ニスト協会(仮)は、世界平和を実現するために、「家族」の幸せを願います。それは難しいことでなく、「靴をそろえる」こと、「朝ごはんを一緒にたべる」こと、そんなどこにでもある普通の風景を積み重ねることで実現できると考えます

 

これまでも、これからも、家訓ニストは、ノーベル平和賞をめざし、その歩みを進めてまいります

家訓ニスト、そして家訓ニスト協会の挑戦に、ご声援と「いいね」をおねがいします

 

 

2016年6月

家訓二スト協会(仮) 幡谷哲太郎

 

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大人気・家訓ブログが本になりました!

 書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 2015年6月1日

出版社: セルバ出版

価格 : 1,600円+税

 

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